DocuWare iPaaS Connector は、DocuWare の中で最も重要な機能のセットを提供しています。 Make プラットフォームでは、ファイルキャビネットや受信トレイへの保存、スタンプ、検索などの機能をさまざまなシナリオで組み合わせることができます。
たとえば、Google ドライブなどの外部アプリケーションは、他のプログラムからファイルを保存するために使用されます。 それらのファイルは、自動的に DocuWare に保存されます。 対応するシナリオが新しいファイルが追加されたかどうかを定期的に確認し、それらのファイルを自動的にファイルキャビネットへとインポートし、インデックスデータを提供します。
このシナリオには、3 つのモジュールが必要となります。
Google Drive - Watch Files in Folder
Google Drive - Download document
DocuWare - Store to File Cabinet
ドラッグ & ドロップ & 統合: Make のシナリオは個別に構成可能なモジュールによって構成されており、それらを用いてドキュメントやデータが交換されます。
シナリオを作成するには、必要なモジュールを選択し、それぞれのモジュールに対して含まれる DocuWare コンポーネント (ファイルキャビネット、ダイアログ、DocuWare にアーカイブされたドキュメントなど) を定義します。
たとえば、Store to File Cabinet モジュールでは、ファイルキャビネット、保存ダイアログ、インデックス値を以下のように定義します。
DocuWare コンポーネントの Select または Map を以下のように行います。
Select - 選択リストを介して簡単に入力できます。 DocuWare はダイアログやインデックスフィールドなどの要素の中でどれが適合するかを確認し、自動で選択肢を提供します。 たとえば Store to File Cabinet モジュールは、(使用するユーザーがアクセス許可を持つ)接続された組織のファイルキャビネットを表示し、次に選択したファイルキャビネットのすべての保存ダイアログを表示し、そして保存ダイアログのためにインデックスフィールドを表示します。
Map - コンポーネントを動的にインクルードします。使用されるファイルキャビネット、ダイアログ、その他の DocuWare コンポーネントは、前のモジュールの実行に依存しています。 たとえば、DocuWare は最初に DocuWare 組織内のすべてのファイルキャビネットの名前を検索し、次にドキュメントを保存するための正しいファイルキャビネットを選択します。 また、 File Cabinet ID が分かっている場合などには、個別に情報を入力することも可能です。 ただし、通常はその必要はありません。
前提条件
Makeを介して統合を使用するには、DocuWare Cloud 組織へのアクセスが必要です。
Make の DocuWare iPaaS Connector は、無料で利用できます。 DocuWare 側で特別な追加ライセンスは必要なく、DocuWare にログインするための DocuWare クライアントライセンスのみが必要となります。
トランザクションは、使用するたびに Make を介して直接請求されます。 テストや小規模な環境向けに、Make は無料のモデルを提供しています。
Makeでの追加費用については、価格と購読パッケージもご確認ください。
DocuWareでユーザーに適切な権限があることを確認してください。Makeで実行するプロセスによって、必要な権限が異なる場合があります。
Makeへの接続は、DocuWare Cloudでのみサポートされています。オンプレミスソリューションはDocuWareではサポートされていません。オンプレミスシステム用のMakeとの統合は保証されていません。
接続を作成する
クラウド組織の URL と、ユーザーアカウントが必要となります。 このユーザーが、シナリオ内のワークフローの手順を実行するための適切な DocuWare のアクセス権限を持っていることをご確認ください。
DocuWare モジュールを Make の DocuWare 組織に接続する方法については、以下の通りです。
Make で新しいシナリオを作成します。
Connection パラメーターを持った DocuWare モジュール (たとえば Get Dialogs など) を挿入します。
Get Dialogs ダイアログで、 Connection パラメーターの横にある 「追加」 をクリックします。 Create a connection ダイアログが開きます。以下のスクリーンショットをご覧ください。
接続の種類 として、 DocuWare oAuth2 を選択することをお勧めします。 これが最も安全な選択肢です。
DocuWare Server URL に、DocuWare 組織の URL を入力します。
すでに DocuWare にログインしている場合には、 Save により自動的に DocuWare に接続されます。 それ以外の場合には、ログインウィンドウにログインデータを入力します。
DocuWare モジュールを構成する
Make モジュールの入力マスクで、シナリオの DocuWare コンポーネントを定義します。 パラメーターは、モジュールごとに異なっています。 詳細については以下をご覧ください。
このヘルプは、DocuWare モジュールのみを対象としています。 Make の動作に関する一般的な情報については、「Make のヘルプ」をご参照ください。
Make プラットフォームはローカライズされていません。そのため、以下の構成ガイドは英語のままとなっています。