パラレルタスクは、ワークフローが次のステップで続行される前に、別の社員によって並行して実行されなければならないいくつかの同一のタスクから構成されています。パラレルタスクのセットアップは、2、3 通常のタスクと違っているだけです。
全般
このステップでは、パラレルタスクの一般プロパティを指定します。タスク内の一般的なプロパティの場合と同じように進めます。
通知
新しいタスクをメールでユーザーに自動的に通知するには、ここで設定します。タスク内の通知と同じように進めます。
ディシジョン
このステップでは、責任のあるユーザーがパラレルタスク内でどのディシジョンを行い、どのようにそれがなされるべきかを定義します。ウィザードのナビゲーションバーにあるタブは、以前定義されたディシジョンの数を「ディシジョン」の名前の後で括弧内に示しています。下で、ダイアログは左の 2 列のサイドバーと、右の広い領域とに分けられています。
作成されたすべてのディシジョンは左のサイドバーの列にリストされます。ディシジョンが作成されていなければ、これは空です。ディシジョンの設定を定義できる領域は、右のサイドバーの列にリストされています。ディシジョンを追加するとすぐ、フィールドと個々の設定に対するオプションが右側の領域に表示されます。
ディシジョンをより詳細に定義する領域が右側の列に表示されます。
全般
詳細については、[タスク] > [ディシジョン] > [全般] の説明をお読みください。
フォーム
社員が例えばコストセンターなど、ディシジョンのためのデータをダイアログに入力する場合、そのためにどの入力フィールドが利用可能であるべきかをここで指定します。タスクのダイアログを作成すると同じように進めます。
検証
パラレルタスクの入力は、パラレルタスクが完了する前に検証することができます。検証の設定は、タスクと同様に進めます。
スタンプ
社員が決定のためドキュメントにスタンプするべき場合 (例えば、請求書の場合は「認可」)、それをここにセットアップできます。タスクのスタンプを作成すると同じように進めます。
DocuWare バージョン 6.7 以降、パラレルタスクのスタンプはパラレルタスクの全般ダイアログで設定されることに注意してください。ここでは、タスクの全般ダイアログの場合と同じ注意点が適用されます。
データを割当てる
定義されたソースからのデータが特定の送り先へ書き込まれるべき場合、それをここで設定できます。タスクのデータを割当てると同じように進めます。
割り当て先
このステップでは、パラレルタスクをユーザー、ロール、代理ルールへ割当てます。通常のタスクと対照的に、これはパラレルタスクのための 1 ステップだけで行われます。そうでなければタスクを割当てるための通常の方法で進めます。
エスカレーションレベル
このステップでは、リマインダーの設定と期日の設定を使って、並列タスクに2つのエスカレーションレベルを指定します。タスクのエスカレーションレベルの設定と同様の手順で行います。
終了条件
このステップでは、パラレルタスクを停止するための条件を設定できます。終了は、例えば数人のユーザーが請求書金額の一部を承認することになっているが、そのうちの 1 人が全額を承認したので、タスクはもやは他のユーザーに表示される必要がない場合に、便利です。それぞれの終了基準は、ユーザーがディシジョンを下すたびにチェックされます。
フィールドに Visual Basic の数式を入力します。ここでは、2 つのオプションがあります。フィールドに直接入力してください。または、[変数] と [演算子] タブでダイアログを開きます。
いくつかの要件にくわえて、変数リストはユーザーに指定された変数も含んでいます。
このようにして必要なだけ多くの終了条件をコンパイルできます。終了条件が形式要件に適合しない場合、これは右上に赤枠で表示されます。入力フィールドの上でマウスを動かすと、エラーはツールチップに表示されます。