ワークフロー管理

Prev Next

リクエスト:ステータスをリストに表示

関連機能: Web Client、Workflow Manager

送信済みリクエストのリストにリクエストのステータスが表示されるようになりました。ステータス列に [完了] または [保留] が表示されます。[ディシジョン] 列と [ステータス] 列を基準にしてリクエストの並べ替えも行えます。

メリット

  • 概要表示が改善されます

  • 常に最新状態を維持できます

ワークフロー履歴オプション機能強化

関連機能: Workflow Manager

ワークフロー履歴を CSV ファイルとしてエクスポートし、任意の目的で使用できるようになりました。
また、ワークフロー履歴にアクティビティの開始時刻と終了時刻が表示されるようになりました。[完了日時] 列 (以前の [日付]) には現在、完了日時のみが表示されます。アクティビティの処理中は、列が空のままになります。開始時刻は個々のクティビティの詳細で確認できます。

利用例

  • 監査の一環として監査人にプロセスを証明するドキュメントを CSV ファイルで提出する必要があります。

  • 社内での評価向けに調整された概要を提供できます。

  • ワークフローでエラーが発生した場合は、問題を解決する情報を履歴から取得できます。

利点

  • より便利な方法で情報を提供できます

  • 柔軟性が高まります

使用方法

WF_history_EN
新しいボタンを使用すると、データを CSV ファイルとしてエクスポートできます。

デザイナーがワークフローインスタンスを監視、停止

関連機能: Workflow Designer

デザイナーロールを持つユーザーも、ワークフローインスタンスを監視および停止できるようになりました。これはデフォルトでコントローラーロールの権限も (個別に許可を得る必要なく) 付与されることを意味します。さらにデザイナーとコントローラーは、Workflow Designer を開くために追加の権限を取得する必要がなくなりました。

メリット

  • ワークフロー管理を簡素化できます

  • 作成、編集、管理を 1 箇所で実行できます

  • 権限管理のオーバーヘッドを削減できます

REST Web サービスの利便性向上

関連機能: Workflow Designer

REST API 用の Web サービスを設定する場合、すでにサポートされている GET、PUT、POST、DELETE メソッドに加えて、PATCH メソッドを使用して HTTP リクエストを実行できるようになりました。

利用例

  • Web サービスを設定する際は複雑なオブジェクトやリソースを使用する必要がありますが、PATCH はよりシンプルな方法を提供します。

メリット

  • 設定を簡便化できます

  • 時間を節約できます

使用方法

Webservices_PATCH_EN

Workflow Designer で [Web サービス] > [REST Web サービス] > [リクエスト] タブに移動し、PATCH メソッドを選択します。PATCH メソッドはリソースを変更する一連の命令を提供するため、PUT メソッドよりもシンプルです。詳細情報: https://developer.mozilla.org/en-US/docs/Web/HTTP/Methods/PATCH

Web サービス: 追加のエンドポイントとクエリパラメータ

関連機能:Workflow Designer

Web サービスではプラットフォーム REST API を通じてエンドポイントを使用できるようになりました。ダイアログの検索、ドキュメントの転送、ユーザーの作成、ユーザーのプロパティの変更、特定のロールを持つすべてのユーザーの取得、ドキュメントの削除などで使用できます。さらに既存のエンドポイントでは追加のクエリパラメータを選択できるようになりました。

利用例

  • ワークフローで使用するドキュメントを ERP からエクスポートして受信できます。ただしドキュメントのインデックスデータは ERP 固有の DOCID のみになります。これは GUID で構成されており、ドキュメント名に記述されています。その他のインデックスデータは提供されません。この場合はフルテキスト検索を使用してドキュメントを特定することで、ワークフローで使用するドキュメントを簡単に取得できます。

メリット

  • 柔軟性が高まります

  • インポート中にインデックスデータが失われた場合に精度を確保できます

使用方法

pictemplate_biggrey

Web サービスアクティビティでは、プラットフォーム REST API を通じて以下の追加のエンドポイントアドレスとクエリパラメータを使用できます。

エンドポイント

  • ダイアログの検索:
    POST /FileCabinets/{TrayId/FileCabinetId}/Query/DialogExpression?dialogID={DialogId}

  • ドキュメントの転送:
    POST /FileCabinets/{TrayId/FileCabinetId}/Task/Transfer

  • ユーザーの作成:
    POST /Organization/UserInfo

  • ユーザーのプロパティの変更:
    PATCH /Organization/UserInfo

  • 特定のロールを持つすべてのユーザーの取得:
    GET /Organization/RoleUsers?RoleId={RoleId}&IncludeGroupUsers={false|true}

  • ドキュメントの削除:
    DELETE /FileCabinets/{TrayId/FileCabinetId}/Documents/{DocId}

クエリパラメータ

  • 組織内のすべてのユーザーの取得 (アクティブステータスまたはユーザー名でフィルタ):
    GET /Organization/Users?Active={true|false}&Name={UserName}

  • 特定のユーザーが所属するすべてのグループの取得 (アクティブステータスまたはユーザー名でフィルタ):
    GET /Organization/UserGroups?UserId={UserId}&Active={true|false}&Name={GroupName}

  • 特定のユーザーに割り当てられているすべてのロールの取得 (アクティブステータス、ロール名、ロールタイプでフィルタ):
    GET /Organization/UserRoles?UserId={UserId}&Active={true|false}&Type={Standard|Default|Administrator}&Name={RoleName}

  • 組織内のすべてのロールの取得 (アクティブステータス、ロール名、ロールタイプでフィルタ):
    GET /Organization/Roles?Active={true|false}&Type={Standard|Default|Administrator}&Name={RoleName}

  • 組織のすべてのグループの取得 (アクティブステータスまたはグループ名でフィルタ):
    GET /Organization/Groups?Active={true|false}&Name={GroupName}