DocuWare を活用した日常業務

ゴミ箱でのフィルタリング機能

関連機能: Web Client

ゴミ箱にあるドキュメントを、一覧にあるすべての列でフィルタリングできるようになりました。

利用例

  • フィルタオプションを使用して、ゴミ箱のドキュメントをより少ないサブセットに絞り込み、復元や完全削除などの別の処理が行えます。

  • ゴミ箱にある文書が多い場合は、フィルタリングを使って特定の文書をより簡単に見つけることができます。

メリット

  • ゴミ箱にあるドキュメントのサブセットに処理を一度に実行

  • ゴミ箱の特定の文書へのアクセスがより迅速で簡単に

使用方法

フィルタリングは、結果リストなどの、Web Client の他の領域と同じように動作します。
フィルタが適用されている場合、ゴミ箱での「すべて復元」と「すべて削除」の操作は、ドキュメントのフィルタリングされたサブセットに対して機能します。

リクエストの利便性とスピードの向上

関連機能: Web Client、Workflow Manager

リクエストの処理がより簡単かつ迅速になりました:

  • [タスク] サブメニューで、[タスクを確認する] の下に [送信済みリクエスト] が追加されています。

  • 受信した複数のリクエストを一度に処理したり、複数の送信済みリクエストを一度に停止したりできます。

  • ワークフローでは、受信したリクエストに関するディシジョンを、スタンプを選択または追加することで行えるようになりました。スタンプをビューアーに表示させるには、そのリクエストに対して、「決定をスタンプで行えるようにする」オプション (以前までの「ドキュメントにディシジョンのスタンプを自動的に付加」) を有効にします。さらに、送信リクエストでのディシジョンスタンプの色も指定できます。

  • コンテキストメニューのオプションは、該当するファイルキャビネットのデフォルトの結果リストと同じになりました。結果リストで特定の機能が非表示に設定されている場合、[送信済] や [受信したリクエスト] でも非表示となります。複数のリクエストを選択した場合、[印刷]、[ダウンロード]、[メールで共有] は利用できません。

  • [送信済みリクエスト] では、概要に次の 2 つの新しい列が追加されました。
    - ユーザー: リクエストが割り当てられたユーザーを一覧で表示します。
    - ディシジョン: そのユーザーが行ったディシジョンを表示します。

  • [送信済みリクエスト] では、ユーザーへのメール通知を無効にできます。さらに、前回の設定が常に保存されるようになったので、例えば、前回のテキストをそのまま使用することなどができるようになりました。

メリット

  • 概要表示の改善

  • 同じ種類のリクエストがある場合にステップ数を削減

使用方法

WF_Send request

電子メールの通知を簡単に選択解除できます。

XML 形式の請求書表示の改善

関連機能: DocuWare ビューアー

電子請求書の欧州規格 EN 16931 では、電子請求書の XML 構造の要件が指定されています (例えば、XRechnung、Factur-X)。この構造は、CII (Cross Industry Invoice) と UBL (Universal Business Language) という構文によってマッピングされています。
CII 構文に従った XML 形式の請求書は、組織設定で選択された言語で表示できるようなりました。これは、ドイツ語、英語、フランス語、スペイン語、ポーランド語、スウェーデン語の言語設定で有効です。その他の言語の場合、XML 形式の請求書は英語で表示されます。このように、CII の請求書の視覚的な表現は、すでに UBL の請求書と同様、高い品質を持つようになっています。

メリット

  • すべての種類の XML 形式の請求書で一貫性のあるユーザーフレンドリーなエクスペリエンスを提供